地球ダイナモ:櫻庭ら(2009)モデル
以下は櫻庭(Sakuraba & Roberts, 2009)によるダイナモシミュレーションの計算結果です。地球の時間と対応させるとおおよそ8000年分になります。
おおよそ7000年間の地磁気変動と同じ時間幅に対応しています。もちろん、ダイナモシミュレーションは地球を模した計算、古地磁気データを使った地磁気モデルは実際の地磁気変動(ただし、試料の測定誤差や年代誤差、サイト間隔の不備などが入るので完全なものではない)ですので、見ているものはだいぶ違います。 しかし、双極子(棒磁石)が非常に強い(逆転途中はこの棒磁石が弱くなるので変な形になります)という地磁気の一番重要な特徴を現すことはできているようです。
- 磁力線: MAGE06-2MFL_SR09_20120309.kmz (8.3MB)
Google Earth の新しいバージョン(6以降)でも動くように修正しました(2012/03/09) - 北向き成分 Bx[nT]: MAGE06-2Bx_SR09_20101222.kmz (4.5MB)
- 東向き成分 By[nT]: MAGE06-2By_SR09_20101222.kmz (5.7MB)
- 下向き成分 Bz[nT]: MAGE06-2Bz_SR09_20101222.kmz (5.8MB)
- 磁場強度 F[nT]: MAGE06-2Int_SR09_20101222.kmz (4.4MB)
- 偏角 D[deg]: MAGE06-2Dec_SR09_20101222.kmz (11.2MB)
- 伏角 I[deg]: MAGE06-2Inc_SR09_20101222.kmz (6.3MB)
- 外向き成分 Br[nT]: MAGE06-2Br_SR09_20101222.kmz (5.8MB)
Reference:
Sakuraba, A. and P. H. Roberts,
Generation of a strong magnetic field using uniform heat flux at the surface of the core, Nature Geoscience, DOI: 10.1038/NGEO643, 2009.
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